今日は常任委員会で陳情2件、町長提案議案16が審議されました。

教育福祉常任委員会で陳情2件と議案10件、総務建設経済常任委員会で議案6件。


こんなに議案が多いのは珍しいようです。傍聴しつづけるのも疲れます。
議員さん、簡潔に質問や意見をまとめてもらいたいし、他の議員さんと同じ質問はしないで。
まだ、意見交換や討論が円滑でなくて争点がわかりにくい。わかりやすい議会にしてほしい。


気になったことを書きます。

中里地区長からの「道路横断に安全な施設の整備を求める意見書の提出を求める陳情」。利用者がほとんどない歩道橋があり横断歩道ができず危険で不便なので、平成18年から県に要望を出しているが、町は県だからか、積極的に動いていない。
「歩道橋の撤去についても特に話していない」という防災安全課長の発言も問題だと思いました。この件は政治的な背景もあるらしい。
 

二宮町在宅介護奨励金条例廃止も賛成多数で可決されましたが、平成22年に二宮町独自な事業として始まり、

国も地域包括ケアシステムに動いていく中で、これを理由に廃止することがわかりませんでした。
二宮町が介護保険料を低く抑えている努力はわかったけれど。

二宮町小児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例は全員一致で可決されたけれど、小児医療費を中学3年生まで無料化にすることが良いのだろうか。
医療費の無料化の弊害は議論されませんでした。また、所得制限も設けられるようです。

私は、医療が本当に必要な人に手厚くするべきだと思います。無料だからと、安易な受診や投薬が多くなり、本当に医療が必要な人の受診が待たされること、子どもの時期から安易に薬に頼る習慣をつけることは問題だと思います。


二宮町ふたみ記念館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例も全員一致で可決されたけれど、その設置目的の「町民文化の向上と豊かな地域社会の形成に寄与」からすると入館料が200円なら訪れるという発想は低次元すぎると思います。


しお風 神保智子