二宮町議会一般質問を傍聴して気になったことを掲載します。



◆将来ビジョンがなくて声が小さいくなったの?

質問議員も答弁者の町長、担当部長も全体的に声が小さく聞き取りにくいと傍聴者から指摘され、議長が注意を促しましたが、やはり声が小さくなる時もありました。

これは、今回新たな制度や仕組みの出現、さらには人口減や財政逼迫により、大きく町政が変わらなくてはいけない時期であり、まだ将来ビジョンができてなくて、質問も答弁も自信がなく、発言の切れが悪かったのだと思います。
また、要望が多く、何が質問なのかわからないという声も傍聴席で耳にしました。質問の切り込み不足ですね。


◆質問時間を有効に使って!

答弁を聞きながら、質問を考え、質問時間40分をギリギリまで使って、鋭く切り込んでいくのは非常に難しいことですが、質問時間を半分以上残してしまうのは問題だと思います。

特に具体的な事例の場合は、細かいところから、まちづくり全般の町行政の政策的方向性を引き出し、整合性が図られているのかまで検証してほしいです。


議員必携に議員の任務は、「議会活動を通じて住民の個別意思を総合して町としての意思を形成すること」と記載されています。


また、理念や幅広い見解を求める時はなおさら質問や答弁の引き出しが難しいので、将棋や碁をさすように相手に先んじてかなりの先手まで、考えていなければならないことを痛感しました。


◆町民参加と町民活動の推進の手法が曖昧どころか、おざなり。

二宮町町民参加活動推進条例は、あるけれど、町民参加と町民活動の推進及び進捗に関すること、並びに町民との協働のまちづくりのあり方について、町長等の執行機関の諮問に応じ、審議し答申するはずの「町民活動推進委員会」が機能していないことがわかりました。


実はこの条例の策定に「しお風」は大きく関わっていて、案ができた時あまりにもひどくて「しお風」でキャンペーンして議会で否決まで持ち込み、新たな策定には公募委員として参加し、検討しました。出来上がった条例は期限の制約もあり、委員の中で妥協もありました。

早急に自治基本条例の策定を時間をかけて町民参加で取り組むという前提で総意が得られたと思います。補助金も段階的に全てをゼロにして、必要な団体は全て申請する方式に変えるはずでした。


町民の意見を聞く時、町民の真意を探り、実践につなげるやる気を起こすためには相当の力量が必要です。その手法が曖昧であり、そもそもこんな考えがあるのか不明です。


根幹になるべき、「町民活動推進委員会」が9年も推進状況や進捗状況を把握せず、協働のまちづくりのあり方を審議してこなかったのは、町長等の執行機関の諮問がなかっただろうか。

また、拠点となるべきサポートセンターの交流ルームの利用率が悪く、登録団体も放置したまま、スタッフの採用基準もなく、そのリーダーは町職員の退職者で、県に研修中。そもそもいつの間に町職員の退職者になったのか。
最初の担当者は違っていたし、登録団体の状況や実態等分析もして、町に改善提案も提出していたはずです。

しお風 神保智子