昨日7月3日に第7回町財政研究会「二宮町の財布の中身、17年間の推移」を開催しました。

「しお風」を発行した1999年度(平成11年度)から2016年度(平成28年度)までの二宮町の財政の17年間の推移を総務省の市町村決算カード等から作成した資料をもとに話し合いました。
作成した資料は
こちら


みなさんからのご意見・ご感想
・町の貯金である積立金の現在高は約18億円近く減少し、町の借金である町債残高(下水道事業特別会計を含まない一般会計のみ)は約15億円以上増加しているのは大問題である。

・このようなことの原因は町が単式簿記で複式簿記になっておらず、単年度会計で将来予測をしていないことでは。

・業務の中で損益計算がなされず、費用対効果意識がないのでは。

・責任所在がはっきりせず、日々の業務管理がきちんと行われていないのでは。

・過去の事例の問題や失敗をフィードバックしていない。

・議員が予算・決算に反対しないのが不思議。賛成するときもその理由を明確にする必要がある。

・「財政の厳しさ」を言い訳にするのはおかしい。

・審議会を傍聴した時に報酬や使用料を値上げするのに他町と比較していたが財政力が低い二宮町がそれを見習って値上げするのはおかしいと思った。二宮町の身の丈にあった財政運営をしないといけない。

・結局は、町民が悪い。きちんとした投票をする必要や、財政運営に関心を持ち、声をあげていくことが大切だ。

・財政やまちづくりに関心を持つ町民は少ないと思うが、「しお風」の地道な活動に期待し、今後も応援していきたい。

しお風 神保智子