あっという間に今年も残り少なくなりました。

日本には昔から「飾り切り」という美しい食材の切り方があります。かつらむき、ねじり梅、菊花蕪。芸術的な職人技はさておき、いつものお正月をちょっと工夫してみましょう。

付け根のしっかりした松葉の一方に黒豆を一粒、もう一方に次の一粒をさし通し、最後に二本まとめてもう一粒。将来伴侶と固く結ばれますようにね。

蒟蒻や蒲鉾は、中央に入れた切れ込みに片方の端を入れてくぐらせると、ほら、帯や水引の結び目のよう。炊いた牛蒡は手前を短く三本まとめて立て、金や紅白のひもで結ぶと、ミニ角松のできあがりです。

では、皆様。どうぞ佳いお年を。

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 京の味 圓山おかみ村上歩連載コラム 地域コミュニケーション紙「しお風」2016.11.1掲載

 しお風 神保智子