「どんど焼き」は小正月(1月15日)の行事で、正月の松飾り・注連縄・書き初めなどを家々から持ち寄り、田んぼや空き地などに長い竹や木、藁、茅、杉の葉などで作ったやぐらを組み一箇所に積み上げて燃やし、残り火で柳の木や細い竹にさした団子、あるいは餅を焼いて食べるという日本全国に伝わるお正月の火祭り行事。

どんど焼きの火にあたったり、焼いた団子を食べれば、その1年間健康でいられるなどの言い伝えもあり、無病息災・五穀豊穣を祈る民間伝承行事です。

今日13日(土)には二宮の町内の様々な地区で行われたようですが、東大二宮果樹園跡地でも中里地区のどんど焼きが行われました。

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地区の役員さんが枯れ枝などを使って各家庭から出てきた正月飾りを積み上げ、やぐらを組みました。
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午後4時少し前に塩と酒でその周りを清め、一同で参拝し、午後4時に火を点火。しばらくすると火が高く燃え上がり、地元の人たちが竹や木にさした団子を持ち寄り焼き始めました。

最初は火が強すぎて団子が黒くすすけてしまいましたが、私もいただき、美味しかったです。
飲み物やお菓子などもふるまわれ、延べ100名くらいの大人も子どもたちも楽しそうでした。

東大二宮果樹園跡地は、こうした民間伝承行事に妙に合っていて、生活景として素敵です。
こんな生活文化を感じる風景は未来に伝えていきたいと思います。

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しお風 神保智子