湘南の小さな町二宮。温暖で自然の恵みが豊かで昔から長寿の里として親しまれ、桃源郷や湘南のリビエラと紹介されたこともあります。
そんな私たちの町に「二宮町子どもも大人も輝く心身きらり条例」を議会が作ろうとしています。
その案を見て、愕然とし、恐怖を感じ、配信しています。
意見募集期限は1月25日です。あなたも意見表明してください。
心身きらり条例反対イラスト

二宮町子どもも大人も輝く心身きらり条例意見募集の内容はこちら

二宮町子どもも大人も輝く心身きらり条例(案)はこちら

この条例制定に反対します。

憲法により、法は、専断的な国家権力の支配を排斥し、権力を拘束することによって、国民の権利・自由を擁護することを目的として存在しています。

ですから、心身という町民の自由が一番尊重されるべき領域に公権力が「町民の責務」を規定するのは、憲法13条の「生命・自由・幸福追求権」や憲法97条に「基本的人権の不可侵」、さらには第20条の「信教の自由」に抵触し、差別を生む危険性を持っているので、許しがたく、反対します。

また、公権力が「地域活動団体の役割」という枠組みを設定することは活動の自由に反することで、反対です。

連携をするには対等となる仕組みをつくる方が先決だと思います。

地域活動団体は、先見性もあり、時には健康づくりの面で、町や他の団体が推進している事業に反対する団体もあるでしょう。そこに連携を必ず求めるのは問題があると思います。

連携するか否かは当事者(団体)の意思のはずです。

さらに、条例を制定する場合、その条文解釈や町民意見の反映などの制定過程を明らかにして、条例案の意見聴取をするのが望ましいと思いますが、この条例案の資料にはそのようなものが一切ありません。

それが町民を代表する議決機関である議会から提出されたなら、なおさら範を示す必要があります。
条例づくりは条項をつくるだけのことではありません。

この条例の目的は「健康づくりの推進について基本的な事項を定めること」となっていますが、政策が基本的事項として盛り込まれる必要がありますがわかりません。
条例制定は政策の仕組み、仕掛けをつくることが大切です。

法の在り方や様々な事例を想定した研究、実態調査、関係者調整をしたうえで条例を制定してください。
 
しお風 神保智子