消失したとか、移築したという噂が巷に流れているようですが、吉田五十八が自ら設計し、晩年住んだ自邸が湘南の小さな町二宮に未だに残っています。

吉田五十八は、昭和初期から中期にかけて活躍し、日本の伝統建築の美に着目し、新興数寄屋と呼ばれる新しいスタイルを築いた建築家。
この自邸は、世界の 20 世紀名作住宅に挙げられています。

二宮町民は大いに誇って良い地域の宝だと思いますが、町民にあまり知られていないようなのは残念です。

「しお風」はこの存在をやはり吉田五十八が設計した旧山川秀峰・方夫邸とともに今年大いに情報発信していきます。

20180215旧吉田邸 (7)
20180215旧吉田邸 (4)
20180215旧吉田邸 (8)

しお風
 神保智子