昨日2月25日、二宮町商工会青年部が「世界最大級のみかんモザイクアートみんなで作ろう。」をラディアン(二宮町生涯学習センター)イベント広場で実施。子どもたちはみかんを沢山食べながら、親子でみかんの皮の貼り絵を楽しんでいました。
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参加者30数組、幼児から年配の方まで100名くらいが100キロ近くの二宮特産品みかんの表のみかん色の皮と裏の白い皮を使ってモザイクアートに挑戦し、12枚のパネルボードを重ね合わせ、縦3.6m、横5.4mの1枚の大きな絵を作製。
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アートとしても素晴らしく、香りも良くて五感で楽しめる作品となりました。明日27日から3月6日までラディアン通路に展示されます。ぜひ、ご覧ください。

図柄は浮世絵師・葛飾北斎が描いた富嶽三十六景『相州梅澤左』。二宮の吾妻山(梅澤はもっと広い範囲)から中村湖(今はない)、矢倉岳、富士山を描いたものと言われています。この図柄を選んでくれたのもうれしい。
富嶽三十六景相州梅沢左
山が豊かな海を育み、温暖な気候としお風が美味しいみかんを育てます。

相模湾は、プレート運動による全国で3つしかない深海を抱える特異な湾の一つ。
二宮の地形は古代にその海底が隆起して形成され、こんな地形もみかんと関係し、吾妻山にはみかん畑があり、吾妻山やその周辺には、みかんに縁がある弟橘媛(オトタチバナヒメ)にまつわる伝承が残っています。

私はこれらも含めて湘南♡風と星物語を紡ぎたいと思っています。

やはり、みかんは二宮の心象風景、多くの人たちに愛されています。二宮町商工会青年部のみなさん、みかんを楽しむ素敵な企画、機会をありがとうございました。

しお風
 神保智子