顔や手足のむくみは、春先から夏、初秋にかけて多くみられるのですが、今は年中むくんでいる人を見かけます。

一日の終わりに強くなり翌朝には軽減していれば大きな問題はありませんが、範囲や程度が大きかったり、一日中むくんだりする場合は、心臓や肝臓、腎臓の問題かもしれませんので医療機関を受診してください。大きな問題がなくても油断は禁物。

むくみは水分代謝がうまくいっているかどうかをみる重要なサインです。水分摂取量は多すぎても少なすぎてもいけません。不要な水分は汗や尿としてしっかり排泄する必要があります。

また、塩分過多のほか、お米やパン、パスタ、お菓子など糖質過多の飲食もむくみの原因となります。

私たちの体のなかでは、糖質1グラムにつき3グラムもの水が結びついているといわれています。朝はトースト、昼はおにぎりや麺類、間食に甘いものといった食生活は水太りを招きます。

むくみを感じたら、水分摂取量を調整する、ふくらはぎをしっかり動かして歩き汗をかく、塩分、糖質を控えめにする、ことをお勧めします。

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2018年2月1日発行地域コミュニケーション紙「しお風」から転載
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しお風 神保智子