条例審査の表決は、13件中5件が否決され、そのうち3件は来年度当初予算の変更に関わっています。

3件の否決された条例は、88歳の敬老祝い金を2万円から1万円に減額する「二宮町敬老祝金条例の一部を改正する条例」、二宮町が独自に障害者に支給していたのを止める「二宮町在宅障害者福祉手当支給条例を廃止する条例」、町が独自に助成していた軽度の障害者の医療費も助成対象から外す「二宮町障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」です。

このために、町は「条例案と予算の間で食い違いが起きてはいけない」という理由で否決された三つの条例案で削減される予定だった678万円を予算上に復活させる修正予算案を提出。
今回町長提出議案の条例は4月1日から施行予定でしたので、即時表決を求めました。

これは、町は絶対に全て可決されると考えていた証拠だと思います。議会軽視ではないでしょうか。
当初予算の編成は11月には始まっているのですから、「条例案と予算の間で食い違いが起きてはいけない」と考えるのであれば、予算に関わる条例は12月議会に提案しなくてはいけないのではないでしょうか。

また、修正動議を出した議員7人の中には条例に反対した議員も多数いました。
町が当初予算案を撤回修正しなければ、整合性が取れないことをしでかすところでした。
町に救われたと言えるでしょう。

町も議員のみなさんも議案のほとんどが予算に結びついていることを忘れないで!
議会の使命の一つである「行財政運営の批判と監視」がきちんと機能するように体制を整えてほしいと思います。
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しお風 神保智子