二宮で、またひとつ楽しいことが始まっています。
場所は、中里の坂道をぐっと上った、山の中腹あたり。微生物ネットワーク農法で野菜を育てている「ぽんぽこファーム」のすぐ近くです。手を入れられていなかった畑を耕し、野菜を育てよう!という、ぽんぽこファームの中村隆一さんの呼びかけに、やりたい!という6名ほどが集まりました。
初めて畑に足を踏み入れたのは、1月半ば。刈れたススキやササが一面を覆っていました。中村さんが耕運機を使って耕したり、皆で手でトタン板や根っこを取り除いたり。月2回ほど集まって作業し、だんだん畑らしくなってきました。
野良仕事をしながら「富士山が見えるところに、休憩スペースを作ろう」「夏になったらバーベキューしたいね」「ハンモックとかブランコがあったら気持ちよさそう」「キャンプもできるかな」と、次々アイディアが浮かんできます。
肝心の野菜の方は、中村さんから「微生物ネットワーク農法」を教えていただきながら、無農薬、無肥料で育てていきます。
根っこだらけで固いこの土が、1年後どうなっているか。その経過をご報告していきたいと思います。
2020年5月10日発行地域コミュニケーション紙「しお風」の「ゆるゆる畑づくり通信」から転載。
あぐりっ子さん執筆。
「しお風」 神保智子
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