2月にインド(タミルナードゥ州)に行ってきました。本場の食事情を知るべく街の市場を訪れてみました。雑踏の中で売られているものといえば・・
野菜
砂埃にまみれつつも、しまった顔立ち。葉物はできずらいこともあり、品種は少なめ。
魚
ゴロンと並べられています。ハエだかりがすごいですが、まあ加熱調理しかしないので大丈夫です。
肉
店頭には大きなまな 板、包丁、吊るし道具。そして、鶏とウズラがカゴの中でキョトンとしています。なるほど、その場でさばくのが一番衛生的なんですね。
米&豆
米屋というより乾物屋。何種類もの米と豆がどすんと布袋に入れられて置かれています。この種類の多さが人々の元気の源なのでしょう。
米屋というより乾物屋。何種類もの米と豆がどすんと布袋に入れられて置かれています。この種類の多さが人々の元気の源なのでしょう。
お菓子
洋風焼菓子、豆粉をバターで固めたもの、ミルクと粉で成形した細工物などスイーツ三昧できます。ただクリーム系のお菓子は熱い土地柄、レトロを超えた味です。
そんな熱くて乾いた風の中で、ギラギラと輝くターリー(金属性の大きなお皿)でいただく料理はお腹に染み入る美味しさです。
その後3月からはインドは鎖国状態。あと数年、訪問は厳しいでしょう。
でも、二宮の畑を見渡せば、そこには水々しい野菜がじゃんじゃん育っています。これはこれでパラダイス! インドの知恵を借りながら地元で美味しいものを調理してみます。
5月10日発行地域コミュニケーション紙「しお風」の「畑のインド食」から転載。
岡嵜均さん執筆。
「しお風」 神保智子
コメント