二宮の特産品の「みかん」。
純白の美しい花が散ると青い小さな実が現われ、梅雨が過ぎ、8月に入ると未熟な青い実はピンポン球位に成長します。そして、8月下旬には果実もみずみずしく充実してきます。この季節に晩秋の美味しいみかんが収穫できるように、たくさん実をつけた枝から間引きます。

地元農家では昔から暑気払いに果汁や青い皮を利用してきました。果汁を冷水で割り、砂糖やハチミツを入れて飲んだり、そうめんに薬味として使ってきました。

このみかんの青摘みを「湘南みかん♡育て隊」も8月22日(土)行い、その美味しさを昔ながらのくらしの知恵で楽しみました。

「湘南みかん♡育て隊」の一番の活躍者である小学1年生の大賀くんのために、流しそうめんも企画。
私は風邪をひいて具合が悪く、段取りだけして帰宅。

メンバーが自分が育てたスイカ、そうめんかぼちゃ、カボチャ、ししとう、ゴウヤを持ってきてくれたそうです。
てんぷら、カルピスかき氷の青摘み果汁もかけて味わったようです。
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残念です。
でも帰宅して寝たので、次の日別の場所でみかんの青摘みができ、私もハーブティや甘酒に入れて飲んだりして、元気を取り戻すことができました。
8月31日に議員のみなさんにもジャスミティに輪切りの青摘みかんをいれて供しました。

二宮の魅力を自分たちも楽しみながら、先人の知恵を暮らしに活かしていくことで、私たちが忘れていた豊かさを感じ、二宮の魅力を輝かせる「ふれ愛遊学探訪」を進めるつもりです。

「しお風」 神保智子