新庁舎に関する町の見解が大幅な変更になったからと言って、安穏としてはいられません。これからが、二宮の町、議員、住民の真価が問われます。

「しお風」の夢「住民が主役の共育のまちづくり」つまり住民自治の具現化。
「しお風」も代替案の一例を概念図を作成してみました。
庁舎整備代替案1
庁舎整備代替案1-2
町の報告や答弁を聴くと問題ある組織風土が変わったとは思えません。説明責任、計画性を全うしているとは思えません。

町民センターは今年度の補正修繕で国庫補助金を使用し、今後20年は継続する必要性が出ています。公共施設再配置・有効活用実施計画では廃止の方向でしたが、変更になりそうです。これでは計画性があるとはいえません。

また、町長は12月議会の答弁で白紙撤回後の間にもう一度わかりやすくいろいろなデータも使って町民に示すことができたとしていますが、何が示されたのでしょうか。

「しお風」が町に提出した要望書への回答書には昨年度中に新庁舎建設の影響も含めて町の財政計画を策定し公表するとしていますが、未だにできていません。

要望書回答
さらに、コロナ禍も保健所、商工会まかせで二宮町の実態を知らずにいても平気なのが不思議です。

コロナ対策で莫大な金額が投じられています。このことも踏まえ、最小の経費で最大の効果を生み出す知恵を住民力で発揮しましょう。

町は財政影響等詳細な検討情報を提供し、まちづくり論議が活発になり、町民が納得する持続実現都市づくりの一環としての新庁舎整備を期待します。

「しお風」 神保智子